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Omiseは課金の与信確保(仮売上)はできますか。

Last updated on 2022年03月23日(水)

はい、Omiseで処理された課金は、まず金額の与信(オーソリゼーション)と仮売上処理を行い、後ほど実売上化(キャプチャ)処理を行うことが可能です。この2段階の決済処理により、お取引が確定するまで金額を最大30日間保留できます。

与信はどのように行われますか?

1.与信(オーソリゼーション)処理:課金を作成し、パラメータの[capture][false]に設定します。この設定をすると、金額の与信が行われ、課金が仮売上として処理されます。この時点では、実際の請求はされず、金額だけが確保されている状態です。

2.実売上化(キャプチャ)処理:決済を受け取る準備が整ったら、Charge APIで実売上化処理を行います。

与信確保の有効期限は?

与信が行われ、仮売上として処理された課金の有効期限は30日間です。

注:この機能は、実売上化されていない場合でも、お客様のクレジットカード取引明細書に課金履歴が表示されますので、ご利用の際には慎重な判断をお願いします。お客様は通常の課金と同じように、メールまたはSMSで通知を受け取ります。

与信の有効期限が失効した場合は?

有効期限が失効すると、実売上化の処理はできません。この場合、['capture=true']で新しい課金を作成していただけます。その際、同じカードを再度課金を行うため、最初にCustomer(顧客) APIを使用し、カード情報をCustomerとして保存する必要があります。

金額の変更はできますか?

いいえ、一度仮売上処理が行われた金額を変更することはできません。変更が必要な場合は、課金を返金し、違う金額で再度新しい課金を作成してください。

実売上化処理に30日以上かかる場合はどうすればよいですか?

与信(オーソリゼーション)には、クレジットカード所有者の利用限度枠を確認し、課金を正常に処理するために必要な資金を確保するという目的があります。ただし、課金の実売上化処理を行うために30日を超える時間が必要な場合は、別の方法をご利用ください。

具体的には、Customerを作成した後、クレジットカードに100円を課金し、返金処理を行います。この処理により、後に同じカードに対して、任意の金額にて課金することができます。この方法を利用する際には, 課金を行う予定の日付が、クレジットカードの有効期限内であることを確認してください。与信確保のみの課金であっても、クレジットカード所有者にはメールまたはSMSによる通知が送られ、課金は取引明細書に記載されます。クレジットカード所有者にとっては、全額が保留状態となっているよりも、100円が課金されていることの方が安心できるでしょう。

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